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10万ヒット特集
   Celeronのクロックアップ今昔

   
3個目の1.2GとWIN−XP−OEM−PRO−PLUS情報情報


1 Celeronの変遷

 この1年間のセレロンの変遷は大きかった。

@ コア電圧の変遷

 533Mは1.5V,566Mからは1.65V,河童になって1.75V,Dステップでも1.75V,Tualatinとなって1.475Vとめざましく変わった。これを見ても,コア電圧は元に戻って低電圧化されてきている。発熱も533Mの時と河童の時では大きく変化しCPU温度は下がってきている。Tualatinとなって一段とCPU温度は下がったと言って良い。やはりコアの改良は大きい。

A オーバークロック時のコア電圧UP

 だいたい河童までは0.45V〜0.5Vまで上げて実験してきた。それ以上にUPしたこともあるが,ほぼこの範囲が常道であった。中には2.0Vからの耐性がどんどん上がっていく河童もあったが,例外だったかもしれない。Tualatinとなってからはまだ2個しか実験していないから何とも言えないが,0.35VUP位が常道かもしれない。1.475V→1.825VならDATAシートにも記述されている。また,実際に1.825VまでUPすると格段にCPU温度が上昇する。よほど冷却を施さない限り1.85V以上には上げることができない。今後PEP66U−山洋高速FANをベースに実験してきたが,冷却を再考していくつもりでいる。

B 形状の変化

 300AはPGA,533MからはFC−PGA,そしてTualatinではFC−PGA2と変化してきた。その中でFC−PGAは一番冷却に苦労した。コアむき出しで,小さくなかなか密着に苦労した。Tualatinとなって密着度はあまり気にしなくていいようになったが,時々は密着度をチェックすることも大切と思う。

C クロックアップマージン

 ダントツで300Aの約2倍強,そしてCステップの河童と続きDステップ,Tualatinとなる。Tualatinの1200@1642もすごいと思うが,クロックアップ率は約1.37倍と河童と比較すると低い値である。最近の河童ではDステップ900Mの1.52倍が良い方であった。ただし期待しているのは,このHPでもたびたび述べているBXマザー用のTualatinに対応した変換アダプターである。数々のクロックアップをこなしてきたEP−BX6SE0.31でTualatinが実験できるならば,他のスペックはベースクロック177Mにも十分耐え,しかも抜群のレスポンスが期待できるため待ち遠しいのである。

D 定格起動クロックとクロックアップ常用クロック

 このような項目は初めてご覧になると思うが,初めてだからこそ力が入る。オーバークロックでは上を望み上限達しても常にこの上限で使用しているわけではない。実験値と常用限界値では異なるのが普通である。下記に示した図はあくまでも私の実験結果と常用クロックである。

   

              
CPU 定格 常用値 最高到達値 CPU 定格 常用値 最高到達値
SL46S 533 988 1008 SL5GB 850 1102 1156
SL4PB 600 1008 1063 SL5MQ 900 1280 1368
SL4PC 566 935 1028 SL5V2 950 1241 1326
SL4NY 633 1062 1102 SL5XQ 1000 1280 1360
SL4NZ 667 1000 1056 SL5XR 1100 1309 1368
SL4P2 700 1005 1024 SL5Y5 1200 1513 1642
SL4TF 800 1067 1152

 改めてDATAを見てみると,常用値は最高到達値に近いクロックで推移していることが分かる。だいたいコア電圧1.85Vまでにおさまる値が常用値と考えていいだろう。この1年のCeleronは耐性的には1G→1.6Gまで進化したことになる。また,Tualatinになってクロック耐性が上がっていることも確認できる。ただ,アップ率に関しては別である。

E Cpumark99

 この1年間,当然と言えばそれまでだが,L2キャッシュのPEN3との差は歴然としていた。PIについても同様である。CステップではCpumark99はどんなにクロックが上がっても80台を出すのがやっとであった。ただしTFは1080Mで97をたたき出したのも事実で,ベースクロック100となって明らかにレスポンスは上がったと言えよう。ちなみに,TFは定格800でのCpumark99は55.2,PEN800Mは71.8と差が開いていた。SL5Y5−1.2G@1.53GはCpumark99は124であった。ベースクロックが異なるので単純な比較はできないが,PEN3−Tualatin−SL5GN−1.2G@1422Mがだいたい124位の値を出す。ベースクロック126Mと158Mとは相当の開きがあるが,その開きを感じさせないくらいにCeleronも近づいてきたといえよう。

F HDBENCH330


   

 これも単純に比較はできないが,ビジネスアプリを使用する分には十分すぎるCeleronの性能である。起動クロックがシビアに反応するのでDATA上はかなりいいのは否めないが...。

G 耐性実験の感覚的総括

 この1年間を振り返り、しかも新しいTualatinを実験をするようになって思うことは,「確実に進化している」,「よりPEN3に近づき,追い越した」ということである。はじめは,1Gに何とか到達しようという目標でがむしゃらに耐性実験を行い,確実に1gオーバーを1年前はどのCeleron−cpuでも達成していた。しかし,長く常用したということはない。何かものたらなさは感じていた。PEN3の半分のL2しかないという意識が働いたことも確かであり,PEN3を途中から耐性実験に加え,BXマザーとの絶妙なマッチングが醸し出す独特のレスポンスの良さが常用を十分はねのけるだけの実力を見せつけられたことにも起因していたのかもしれない。
 しかし,今は違う。TualatinコアとなったCeleronはやはりPEN3にとってかわる実力を90%は兼ね備えてきた。残りはベースクロック133Mの登場で満たされるだろう。
 現在の現在のオーバークロック耐性から見て,1.3G,1.4G,1.5G等は市場に出現してもおかしくはない。歩留まりのこともあろうが....。それらが出現すれば当然オーバークロック耐性も今以上に上がるので,Celeronで2Gを体験できるのもそう遅くはないかもしれない。
 昨年の今頃は1.1Gいったと心をときめかせていたが,そろそろ2Gの時代に突入間近か?

H 追記

 10月25日にあらかじめ注文していた「XP」が期日通り到着した。早速,CELの2個目とマザーGA−6OXETの仕様でインストールした。直前まで1.523Gで動かしていたのだが,さすがにインストールということでクロックを落としてXPをいれた。認証もインターネットで数秒と順調に進み,さて1.523Gに戻すと...起動しない。XPかな?と思いつつもクロックを様々に設定しても,130Mどころか120Mのベースクロックでも起動しない。110Mがようよう。おかしい,1個目のCEL1.2Gに変更すると嘘のように立ち上がる。
 そこで思い出した。前日夜中に実験しているとき,その日の昼間にCPUFANを変えて低速で実験し,「夜でも静か!」と満足していたのだが,「待てよ,音がやけに静かすぎる」ことに気づいた。完全にFANが止まっている。静かなはずだ。FANそのものがやられたと思い,別のFANに付け替えても何も音はせず。マザーのFANコネクターがいってしまったのだ。コネクターを変更して起動し直すと動き始めた。
 以上のことを思い出したのだ。CPUがたぶんやられた。正規のクロックでは起動し,108Mまでは何とか動く。まぁいいか!いやいやいやいやよくない!原因は明らかでも,今後の実験に差し支える。ということで,3個目を導入。これまたよく動く。軽く1.6G越え。3個とも1.6G越え。CELはよく回るということがわかった。なぜ今後の実験に差し支えると書いたかというと,いよいよ例のゲタが発売されるようだからだ。11月中旬。早速登録した。BXで動かしたい。そのためのCPUが欲しかったのだ。

I XP導入記

 XPを入れた。認証もすんだ。ここで実験。インストールはフル装備でカード,FDD,CD−RW等々を装着。起動確認後,CPUクロックを様々に変更。再認証受けず。
 次に,FDD,CD−RWをはずす。再認証受けず。メモリーを128M,256M,512Mと差し替える。再認証受けず。CPUを変更。再認証受けず。一太郎,エクセルエクセル等のソフトを入れる。そのためにFDDやCD−RW等をまたフルに戻す。再起動。「ようこそ」で止まる。何度やっても同じ。いつしか再認証を求められた。インターネットと思ったら,つながらない。仕方がないので,電話をする。日本にかけたのに何やら違う言語国につながる。再度電話。何とかきれいな声の日本のお姉さんにつながり,じっくりはなす。現象を細かに聞いてくる。マイクロソフトも様々なトラブルを想定しても仕切れない面があるなぁと感じる。お姉さんと話したかったので,詳しくここに書いたような内容を教えてあげた。「勉強になりました」と言って切られそうだったので,「ソフトを入れても再認証はつらいです。」と言ったら,なぐさめてくれた。なかなかソフトに慰めてくれたので,変に納得し,自作するものとしては認証はつらいですよ,と本音を始めて言ったら,「HDDに情報が記憶されるので,HDD以外の変更ならいいのでは?」という返事が返ってきた。「マザーボード変更は?」と問い返すと「マザー?って」という返事なので,いいですといって礼を言って切った。ハードはあまり詳しくなさそうなので,切ったのだ。きれいな声のお姉さんをいじめてはいけない。一度会いたいものだ。でも再認証はいやだ!
 それにしても起動はME位,シャットダウンはなかなか.....遅い。早いが売りではないのか?MEに付け替えると安心できる。インターネットは早い。ゆっくりXPは攻めよう!お姉さん,よろしく!




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