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   PEN4マザーボードについての一考察
      SL5N9,Intel845マザーと850マザーについての体感的感想
       追加報告Yahoo−BBを設置−体感報告5.8Mのスピードに酔いしれる!

1 ABIT−TH7Uの疑問


 このマザーボードは癖がありすぎる。以前クロックアッパーから多く使用され有名だったBE6−Uを現在も使用しているが,再起動に難があったこのマザーボード同様にこれまた癖があった。TH7Uについてまとめると以下のようになる。
 @ 再起動時,BIOS設定がSAVEされずに再起動時に再度設定が必要となる。
 A コア電圧がBIOS設定時と異なり,WIN起動時とは0.1Vは異なる。
 B メモリー設定を固定化しないと安定動作しないことがある。
 C BIOS起動が845のEPOX−4B2Aと比較すると非常に遅い。WIN起動ロゴ画面に行く直前の待ちが長い。
 D WIN起動後のクリック感がもたつく。
 E スイッチONからAGPへ移る動作がかかりすぎる。
 F BIOS−SOFTでクロックを決めても表示上ですぐに起動クロックを確認できない。
等々どうも1年間つきあってきたEP−BX6SEのような長いつきあいはどうもできそうもない。というか,もう購入時のケースに入れてしまった。DATA上は若干845よりよいのだが,常用しようにもその気になれない。かなり期待していただけにがっかりした。サーバーのようにクロックアップせずに使用するにはよいのかもしれない。何かチューニングがおかしなマザーボードという印象がしてならない。2時間ほどのおつきあいだったが。

2 EPOX−4B2Aの満足

 ABITに比べて非常に安定し,きびきびした動作はDATA以上の満足感を与えてくれる。起動はABITの倍は早い。レスポンスもよい。何といっても今までの資産のDIMMが使えることがうれしい。マザーボードによる差は今までも何回も経験したが,コア電圧がもっとかけることができれば言うことのないマザーボードである。BIOS上からは起動時のクロックやCPUやシステムの温度,FAN回転数等が確認できて非常に安心感を与えてくれる。同じHDDを使用しているとは思えないほど体感スピードは満足いく早さだ。
 DATAだけがすべてではないことを思い知らされた。確かに,850と比較してHDBENCH等はALLで1万ほど差を付けられるが,数値ではない,体感そのものが経験にささやきかけてくる。「なかなかいいぞ」と。しかもトラブルがABITと比較してない。皆無に近い。やはり,初めて起動してすべてがうまくいくことはあまりない。しかし,常用できなければ何もならない。安定感を与えてくれるマザーボードのひとつである。

3 0.1V違うコア電圧

ベースクロック 起動クロック EPOX−4B2A ABIT−TH7U
 110M 1.87G   1.75V   1.85V
 113M 1.921G   1.775V   1.95V
 118M 2.006G   1.85V   2.00V

 同じベースクロックにセットしてもABITはWIN直前のBIOS起動後,WINMEのロゴ画面直前で長いタイムラグがあったあと,起動不能となった。このタイムラグは実は正常起動時も同様に待たされる。いやな時間である。「あれ,起動しているのかな,はたまたとまっているのかな」と考えさせられる時間がたまらなくいやなのだ。実に三段階近くコア電圧を上げてEPOX−4B2Aと同様の起動クロックがようやく達成できる。2.2Vまでコア電圧をかけることができることも売りの一つとなっており,だから購入したのだが,期待を裏切られた。
 コア電圧を1段階上げるごとに3度近くはCPU温度が上がっていくことが,BIOS上から確認できる。ヒートシンクにさわっても熱いと感じるほどである。EPOX−4B2AとのCPU温度差は7度〜10度位ある。
 これに気づいた時点でABITは購入時のケースに逆戻りした。もっとまともなDATA比較をと思っていたが,気がのらない。体感そのものが違うのだから。何度も言うが,起動時,電源ON時から遅いのだから。845と850のまともな比較ができない。850が悪いのではないと思うが,第一印象があまりにも悪すぎた。このショックは当分消えないと思う。Tualatin−Celeronがその救世主となってくれるだろうか?
 といいつつも,845と850のまともな比較はいつかリベンジしたい。BIOSのUPで何かしら解決してくれればよいのだが。今のままでは,まともな勝負はできない。やはりPEN3−Tualatinはいい。今は気持ちの上ではPEN4はちょっと遠ざかっていく気配がする。

4 整数演算

 Intel845,850ともにちまたで言い尽くされているように整数演算が弱い。体感的な差となる原因かもしれない。Tualatin−PEN3−1.13G【サーバー用】の約7割ほどの数値しか示さない。PEN4−1.92GでPEN3の1.1G程度の値しか出せない。これは845,850ともに同じ傾向であった。この辺にPEN3はレスポンスがよいという体感的な印象を醸し出すのかもしれない。ほとんどビジネスアプリしか使用しない筆者としては特にそう感じるのかもしれない。

    

5 マザーボード選択

 今回は思わぬ報告となった。何も酷評をしているわけではなく,今後購入されるであろう方々への参考となればと思い,あえて記述した。それぞれにマザーボードには特徴がある。オーバークロック向けに何も作っている訳でもない。ふつうに定格で使用するにはもちろん製品として十分なスペックである。
 ただ,「何で遅い?」「期待していたのに?」という前に筆者の経験を生かしていただければと思う。私の購入した製品がたまたまあたりが悪かったのかもしれない。たぶんABITのマザーは定格で使用するときに箱から出されるであろう。このページに書かれたことがすべてではない。私の実験結果からの一考察である。
 ☆ PC実験,オーバークロックは個人の責任において行ってください。本記述の通りに行かなくても当方はいっさい責任を負いかねます。

6 その他の情報

@ 私のPEN4−SL5N9の限界は,118M*17 2.006Gが限界であった。ABITでコア電圧2.2Vをかけて,119M*17 2.023Gは砂時計でフリーズしてしまった。多分実際にはコア電圧2.1Vであろうが。現在1.92Gで常用中。この記事は1.92Gで記述している。
A Yahoo−BBを設置したが,MELCOのルータをかんで現在6台が快適にインターネットに常時接続している。ルータなしで5.8Mのスピードがでたときは感激した。ルータをかんだ現在は4.8〜5.4Mが常時でている。NTTが1K以内にあるのが功を奏しているのかな?設定も実に簡単。といってもネットワークの知識は必要。ハブをかんでいるPCは若干遅いのは仕方がないが,いままでの環境と180度変化した。昨日24時間とおして接続させたが,落ちることもなかった。大きな画像も瞬時に見ることができる。この辺はPEN4がやや勝っているのかな?そう体感的には感じないが。MMX266のノート,K6−2−400の自作PC,K6−2−500の自作PC,1Gのノート,SL52R1.13G,PEN4−SL5N9−1.92Gとバラエティーな仕様ですべてBBの早さを体感した。さすがにMMX266のノートでのIE6.0のダウンロードはインストールを含めて10分かかった。PEN4に至っては2〜3分。実に快適。MELCOのルータは無線にも対応しているので,将来的には無線に切り替えたい。結線のため家族から非難の嵐!

  ルータ設置後のスピード【参考画像】

      


☆ 今後の予定 Tualatin−Celeron の耐性報告を近日中にUPします。



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